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超巨大文明の真相

第4章 黄金の惑星ティアウーバ星へ

「集団幻覚」

タオは話しを終えようとしていた。
私の注意はタオの椅子の側を照らすしている様々な色の光に引きつけられた。
彼女は話しをやめてある身振りをした。
すると部屋の壁の一角に一連の文字や数字が現れた。
タオはそれを注意深く調べた。
光が消えるとその映像も消えた。
「タオ。あなたは今、集団幻覚について話しましたが、どのようにして数千人もの人々をあざむけるのか私には分りません。それは、ちょうど舞台上の奇術師が何人かの選ばれたサクラを使って人々を騙すと同じように、イカサマではないのですか?」
タオは再び微笑んだ。
「ある意味ではあなたの言っていることは正しいでしょう。というのも、今日、あなたの惑星では、とりわけ舞台の上では、本当の奇術師を見つけることは極めて難しいからです。ミッシェル、私たちがすべての種類の心霊現象について専門家であることを忘れないで下さい。私たちにとって、それはまったく簡単なことなのです........」
その瞬間、強烈な衝撃が宇宙船に襲いかかった。
タオの表情は完全に替わり脅えた目で私を見た。
亀裂が走る恐ろしい音とともに、宇宙船は砕け散り、タオと私が宇宙空間に放り出された瞬間、宇宙飛行士たちから金切り声が上がった。
タオは私の腕を掴んだまま、私たちは目もくらむようなスピードで星々の間に投げ出されていった。
二人の飛行速度から、我々は、数時間前に通過したまさに同じ彗星の帯を横切ろうとしているのを私は知った。
タオの手が私の腕にあるのを感じたが、彼女のほうへ顔を向けようとは思わなかった。
私は文字どおり彗星に魅了されてしまっていた。
我々は今にも彗星の尾に衝突しようとしていた。
確かに私の身体はすでに非常に熱くなっていて、顔の皮膚は燃え出しそうだった。
一巻の終わりなのか........。
「大丈夫ですか?ミッシェル」椅子に腰掛けたタオが優しく尋ねた。
私の頭は狂いそうだった。
地球を訪れた最初の人類についてタオの説明を聞いていた同じ場所で、彼女と向かい合わせに私は座っていた。
「私は死んでしまったのか、おかしくなってしまったんですか?」「どちらでもないわ、ミッシェル。あなたの惑星には、”百聞は一見に如かず”という諺ががあります。私たちがどのように人々を騙すことができるのかとあなたが聞いたので、あなたのために幻覚を作り出してすぐに答えてあげたのです。もう少し抑えたものを選べばよかったかもしれませんが、今の場合、この問題はとても重要なのです」
「信じられない、あんなことが起こるなんて、あまりにも突然で..........。あれは本当にリアルで、筋書も完璧でした。何て言っていいのか分りませんが..........。一つだけあなたにお願いしたいことは、二度とあのように私を怖がらせないでほしいということです。もしショックで死んでしまったら......」
「もうしませんよ、私たちの肉体は椅子に座っていて、単に<アストロサイキック体(星心霊体)が、私たちの肉体や他の体(たい)から分離したのです。」
「他の体というのは?
「生理体<サイコティピカル体(精神典型体)>、<アストラ体>などです。この場合、伝送機のように作用する私の脳で生じるテレパシーシステムによってあなたのサイキック体は他の体から分離しました。そして、直接の相関性が私とあなたのアストロサイキック体の間に築かれたのです。私が想像したすべてのことが、まるで現実起こっているかのようにあなたのアストロサイキック体に投影されたのです。あらかじめそれをあなたに知らせる時間がなかったので、私は大変注意深く実行しました。
「どいうことですか?」
「そうですね、ある幻像を作り出す時には、人が見たいというものを見せる必要があります、例えば、あなたが人々に宇宙船が空に飛んでいる様子を見せたいと思ったら、その人がそれを見たがっていることが重要となってきます。彼らが象を見ることを期待していたら決して宇宙船は見えないでしょう。このように、正確な言葉と巧みにコントロールされた暗示によって、人々はそれらを見たいという期待であなたの周りに実際の現象を見るのです。
例えば宇宙船、白象あるいはファティマの聖女など、これらは地球上の現象として典型的なケースです。
参照「ファティマの第3の預言」https://www.youtube.com/watch?v=9ZcUtMiOVKM
「1万人もの人々を相手にするよりは、一人に対して行う方が簡単なのでしょうね」
「そんなことはありません。逆に何人かいたほうが、連鎖反応が生まれます。各個人のアストロキック体を解き放ち、ひとたびモーションを与えると、まるでドミノ倒しのように彼らはお互いのテレパシーを交わしていきます。ちょうどあなたが最初のコマを倒せば、他のものもすべて最後まで倒れていくように。
ですから、あなたに体験させた先ほどのことは簡単なゲームだったのです。
地球を離れて以来、あなたには多かれ少なかれ心配が残っています。
論理的には次に何が起こるかあなたには分りません。
飛行船における旅行には、未知のものにづくわしたり墜落したりするという恐怖が常に意識的にも無意識的に存在するので、私はその典型的なケースを利用したのです。
あなたはスクリーン上で彗星を見ていたのです
あなたはスクリーン上で彗星をみていたのですが彗星が近づく従って、あなたの表情が変わったとということです。
あなたが怖がると信じて、私はあなたに彗星の尾の部分を横切らせたのです。」
「あなたは本当に私を恐怖のどん底に突き落としましたよ」
「あんな短い時間では無理なのですが.....」
「しかし、あれは5分間はあったでしょお?」
「いいえ、わずか10秒弱です。ちょうど夢の中で、というよりはほとんど同じような方法で突然起こった悪夢というべきでしょう。例えば、あなたが眠っていて夢を見始めようとしているとします。
あなたは草原にいて、素晴らしい白馬が側にいます。あなたは白馬に近づいてと捕まえようとしますが、そうしようとするといつも白馬は逃げていってしまいます。5.6度試したあと、ようやくあなたは白馬のうしろから飛びついて背に乗りギャロップを始めます。
速く走れば走るほど、あなたはそのスピードに陶酔していきます。白馬のギャロップがあまりにも速くなって地面から足が離れるようになります。白馬とあなたは空を飛んで、眼下の川、平野、森などの田園を通過して行きます。
それは素晴らしい体験です。
やがて地平線に山が現れ、近づくに従って段々と高くそびえ立ってきます。
あなたはさらに高く上がらねばなりません。
白馬は上へ上へと飛んで行き山の頂きに達しようとするその時、馬の足が岩を蹴ってバランスを崩し、あなたを放り出します。
あなたはどんどん落下していき、底なし沼の割れ目に落ちて行きます。
そこで、あなたはベットから床に落ちた自分に気が付きます。
「その夢はほんの2〜3分のことだと言うんでしょう?」
「いえ4秒間に過ぎません。夢というのはある点から言えば、まるでビデオのフィルムを巻き戻し、次いでそれを眺めているように始まります。
今述べた夢においては、あなたがベットの中でバランスを崩した瞬間にすべてが始まったのです。」
「どうもよく分りません」
「そうでしょうね。ミッシェル。これを完全に理解するためには、この分野についてももっと勉強する必要があります。
でも現在のところ、地球上であなたにこのテーマについて指導できる人は誰もいません。
夢の問題はさしあたり重要ではありませんが、あなたは2〜3時間。私たちと一緒に過ごしている間にそれと気づかづに、ある分野に関して大きく前進することができました。
大事なことなのです。
私たちはあなたに使命を託しているのです。
その使命とは、これからあなたが私たちとともに見ること、聞くこと、体験することのすべてを報告することです。あなたは地球に戻ったあと、すべてのことを一冊または数冊の本を書いて報告捨て下さい。
あなたもはっきり分ったように、私たちは太古から地球の人々の行動を観察してきました。

地球の何割かの人々は、非常に危険な状況に達していて、彼らを助けなければならない時期に来たと私たちは感じています。
もし彼らが耳を傾ければ、彼らが正しい道を歩むようになることを保証します。
あなたが選ばれたのはこのためです。
「しかし、私は物書きではありません。なぜ有能な作家を選ばなかったのですか?有名な作家とかジャーナリストとかを?」
タオは私の激しい反応に微笑んだ。
「それを果たしてくれたかもしれない数少ない作家たちは、すでに死んでいます。つまりプラトンやヴィクトル・ユーゴなどです。
彼なら今読んでも素晴らしい表現で事実を報告してくらたでしょうが、私たちはできればもっと正確に説明が欲しいのです」
「それでジャーナリストが必要なんじゃないですか」
「ミッシェル、地球のジャーナリストたちはあまりにも扇情的で、しばしば真実を歪めてしまいます。
例えば、テレビや新聞によってニュースが違って伝えられるのを何度か見たことがあるでしょう。
あるテレビ局が地震による死者の数を75名、別なメディア62名とか95名とか伝えます。
私たちはジャーナリストが信頼できると思いますか?」
「まったくそのとおりです」
「私たちはあなたを観察して、地球の他の人々と同様にあなたのことをすべて知っています。それであなたは選ばれたのです。」
「しかしどうして私なのですか?地球上でわたしだけが客観性を備えた人間ではありません」
「どうしてあなたではいけないのですか?そのうちあなたを選抜した重要な理由を知ることになるでしょう。」
私は何と言ったらよいか分らなかった。
それに、もう戻ることの出来ない橋を渡り始めてしまっていたので、意義を唱えるのは馬鹿げていた。
結局、私はこの宇宙旅行をいっさい楽しむことにした。
確かに、多くの人々が私と同じ境遇を体験したいと羨ましく思うに違いなかった。
「もう問いただすつもりはありません。もしこれがあなた方の決定であるなら、私は黙って従います。その仕事にふさわしい自分であればいいのですが..........でも99%の人は私の話しを信じないと思いませんか?たいていの人にとってはあまり信じがたいことですから」

「ミッシェル、約2000年前、キリストが自分は神によって送られてきたと説いたときに、人々はそれを信じましたか?信じなかったでしょう。もし信じていたら、彼を十字架にかけるようなことはしなかったはずです。けれど今では多数の人々が彼の説いたことを信じているではありませんか」
「誰が彼のことを信じているのですか?人々は本当に彼のことを信じていると思いますか、タオ?それにいったい彼は何者なんですか?第一、神とは誰なんですか?彼は存在するのですか?」

「その質問を待っていました。あなたのその質問は重要なことです。確か<ナーカル>という古代の石版には、このように書かれています。
初めに無があった。すべてが闇で沈黙が支配していた。<聖霊>、すなわち大いなる<知性体>が世界を創造することを決定し、彼は四つの高次の力に命令を下した..........。
たとえ高次に進歩した人々でも、人間の頭ではそのようなことを理解することは非常に難しいことです。
事実、ある意味では不可能です。
ただ、一方であなたの<アストラル・スピリット>が肉体から解放されるときそれを理解できるようになります。
話しが先に進みすぎたので一番初めに戻りましょう。

「天地創造の真実」

最初、闇と霊、すなわち聖霊以外の何物も存在しませんでした。
聖霊は昔も今も、人間の理解をはるかに超えた無限の力強い存在です。
聖霊はあまりにも強力で、自らの意志によって、想像もできないほどの力の連鎖反応を伴う核爆発を引き起こすことができます。
事実、聖霊は世界を”想像”しました。
最も巨大なものから微小なものまでどのように創造するかを想像しました。
聖霊は原子を想像しました。
聖霊はそれらを想像した時、その想像によって動くものすべてを創造しました。
命あるものばかりか動きのないものまですべてを..........。
しかし、それはただ聖霊の想像のの中においてのも存在しました。
すべてはまだ闇のままでした。
ひとたび聖霊が自ら創造しようとしたものを一望のもとに眺めるや、聖霊は例外的な霊力によって、瞬時に宇宙の四つの力を創造することができました。
同時に、聖霊は最初の、最も巨大な核爆発.........地球のある人々はこれを<ビックバン>と呼びます...........を命じました。
聖霊はその中心を占めてそれを引き起こしました。
聖霊は宇宙の主人公であり創造主であるからです。
「それはキリスト教が教える神の話のようですが、私はこれまでの彼らのナンセンスを決して信じてきませんでした..............。
「ミッシェル、私は地球に存在するキリスト教のような話をしているのではありません。創造やその結果として起こることを宗教と混同してはなりません。
宗教の非倫理的なこじつけと倫理的なものと混同してもなりません。あとで私たちはこのテーマについて話す機会があるでしょう。あなたは本当に驚いているようですね。
これからしばらく、創造について説明しましょう。

数十億年前の間に(もちろん創造主にとってはそれは永遠に”現在”で、数宇十億年として数えだけの我々の理解をはるかに超えています。)
すべての世界、太陽、原子で形成され、あなた方の学校で学んだように、惑星は太陽の周りを周回してしばしば自らの衛星を持ちました。
ある太陽系においてはある時期に、いくつかの惑星が寒冷化して土壌が形成され、岩が固まり、海洋が形成されて、陸の部分が大陸となりました。
ついにこれはの惑星は生命体が住めるような環境となりました。
これらのすべては、初めに聖霊の想像の中にありました。
私たちには聖霊の最初の力のことを”原子の力”と呼ぶことが出来ます。
この段階で聖霊は第二の力によって、のちに副次的な種を生み出すことになる原子的生物や植物の多くを思い描きました。
この二番目の力を<オヴィコズミック・フォース(卵状宇宙力)と呼びましょう。
というのは、これらの生物や植物は単純な宇宙腺によって創造され、最後は宇宙卵となったからです。
まさに当初から、聖霊は特別な生物を通して感覚を経験するように想像しました。
そして<オヴィコズミック・フォース(卵状宇宙力)>と呼ばれる三番目の力によって、聖霊は人間を想像しました。
このようにして人間は創造されたのです。

つづく...........。