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超巨大宇宙文明の真相

第7章 ムー大陸とイースター島

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上記の図は伝説のムー大陸があっとされる予想図です。

<ドコ>から出る前に、タオが私の顔にそれまでのものと違うマスクをつけたので、いっそう鮮明に輝く色を見ることができるようになった。
「新しい<ヴォキ>はいかが、ミッシェル?光に耐えられますか?」
「ええ、快適です。とても美しい..........とても........」
そう言ったままで私はタオの膝に倒れ込んだ。
彼女は両手で私を抱えて、空飛ぶプラットホームに運んでいった。
私はドコの中で、びっくりして目を覚ました。肩を怪我していた。
私は本能的に手をそこに伸ばし顔をしかめた。
「ごめんなさい、ミッシェル。けれど、こうしなければならない必要があったのです。
「私に何があったのですか?」
「あなたは気絶.........いいえ、美しさに圧倒されてしまったのです。あなたが前につけていたヴォキはここの色のバイブレーションを20%以下に抑えていたのに対して、新しいヴォキは50%を通過させてしまったのです。」
「たった20%だったんですか!信じられない!それでも私は見ることができた........それは私は素晴らしい色の数々、蝶、花、木、海などを見ることができた.........完全に圧倒されたのも無理ありませんね。
フランスからニューカレドニア、タヒチに旅行した時のことを思い出します。
そこにいた間、私は家族や友達と一緒に車をレンタルして島をツアーしました。
ラグーンには、赤、黄、オレンジ、紫のブーゲンビリアやハイビスカスなどが咲き誇り、綺麗に刈り込まれた芝にはココヤシの影が落ちていました。
島の人々はとても陽気で、ラグーンの淵には麦わら小屋が立ち並び、とても絵になっていました。
そして、その景色の背景は海の青で満たされていました。
我々は一日中、島を回って、その日目にしたことの全てをことを日記にのこしました。
私は本当に自分を取り囲んでいる美しさに酔ってしまいましたが、それでもこの惑星の美しさとはまったく比較になりません」
その間、タオは微笑みながら私の話しに耳を傾けていた。
彼女は私の額に手をあてて言った。
「今は休むのです。ミッシェル。気分が良くなったら、また私と一緒に出掛けられるようになりますよ」
私はすぐに眠りに落ち、夢も見ずおそらく24時間というものぐっすり寝た。目が覚めると、すっかり蘇ったように感じられた。
タオはそばにいて、ラトリとピアストラもやって来た。
彼らは普通の身長に戻っていた。
私はそのことをストレートに聞いてみた。
「あのような変形には時間はかからないわ」
ピアストラが説明した。
「ただ、それは重要なことではありません。今日は私たちの国を案内しましょう。とても面白い人々をあなたに紹介しますわ」
ラトリが近づいてきて、ちょうどタオがしたように私の肩を指先で触れた。すると、すぐに痛みは消え全身に幸福感がみなぎるものが感じられた。彼女は私に微笑み返し、新しいマスクを手渡した。
やはり外では光に対して目を細める必要があるのが分った。
タオは私に<ラティヴォグ>と呼ばれる空飛ぶプラットホームに乗るように促した。
他の者たちは我々の乗り物とは別々に、まるでゲームをしているかのように飛んでいた。
この惑星では、住人は常に幸福そうで、唯一深刻そうな人々は、親切だったがやや厳しい7人のタオリだけだった。
我々は水上数メートルを高速で飛行した。
私の好奇心はとどまるところを知らなかったが、光に目を慣らすために、時々目を閉じなければんさらなかった。
しかし、だんだんと私も光に目が慣れてきた。
もしタオが私に70%かそれ以上の光を透過するマスクを与えていたら、私はどのようになっていただろうか?
我々は緑、黒、オレンジ、金の岩々に波が打ち寄せる大きな鳥の海岸に急速に近づいていった。
日中の高い太陽光線の下で、水がぶっかってできる素晴らしい効果を演出していた。
地球上の虹よりも100倍も澄んだ光と色の束が作り出されていた。
我々は弧度200メートルまで上昇し、大陸の上を飛び続けた。
タオはさまざまな動物たちがいる平原上空を案内した。
数種類の動物は二本足で、ややダチョウに似ていた。
他の四足歩行の動物はマンモスに似ていたが、大きさはマンモスの2倍もった。
また、カバと並んで動く牛が見えた。
牛は地球のものとそっくりだったので、私はそのことをタオに指摘せずにはいられなかった。
私がまるで動物園の中で興奮する子供のように指摘したので、彼女は心から笑い出した。
「なぜこの星に牛がいてはいけないのですか、ミッシェル。あそこを見てごらんなさい。地球のものより背が高いけれど
ロバやキリンもいますよ。馬たちが群れをなあいて走る姿がどれだけ素晴らしい光景か、見てごらんなさい』
私はわくわくしたが、この体験には絶えずスリルが感じられたというわけではなかった。
しかし本当に私を驚かせ、また仲間たちも興味を示したのは、可愛い女性の頭をした馬を見つけたときだった。
何頭かは金髪で俺は赤毛や茶色の髪をしていたが、青い髪をした馬もいた。
その馬たちは、ギャロップすると、しばしば10メートルも宙に浮くことがあった。
そうなのだ!
彼らにはトビウオのように折り曲げて体に蜜着できる翼がついていたのである!
彼らは我々を見上げ、ラティヴォクの速度と張り合おうと足を速めた。
タオが減速して高度を下げたので、数メートルの距離から彼らはじっくりと見られるようになった。
するとさらに驚いたことに、そのうちの何頭かが我々に人間の言葉で話しかけてきたのだ。
私に三人の仲間は同じ言葉で返事をしたが、我々は、彼らがぶっかって怪我をしないように高度をあげた。
我々が上空を飛んだ平原の所々に、ほとんど同じ大きさの小さな円形の塚があった。
私がそれに関心をよせると、ピアストラは何百万年か前にそれらは火山だったことを説明してくれた。
眼下の埴生は、私が到着するとすぐに目にした森のように繁茂していなかった。
対照的に、ここの木々は小さく固まって点在し、高さ25メーチル以上のものは見られなかった。
我々が通り過ぎると、何百羽もの白い鳥が飛び立ってかなり離れた安全地帯にまた降りて行った。
一本の幅広い川が平原上をくねり地平線が消えていた。
いくつかの小さなドコが川緑にグループを作っているのが分った。
タオは川の上空にラティヴィオクを向け、水面すれすれに高度を落してその住居に近づいた。
二つのドコの間の広場に着陸すると、直ちに住人たちが集まってきた。
彼女たちはきなり近づこうとはしなかった。
むしろいったん立ち止まり、それからゆっくりと近づいてた。
彼女たちは見知らぬ人間の顔を間近に平等に見られるように、大きな円形を描いて我々を取り囲んだ。
私は、6人ほどの”年長者”以外は彼らが皆同じ年齢に見えるのに改めて気づいた。
ここでは、年をとるということはマイナスではなく、すばらしい気高さを加えることを意味していた。
この惑星にはほとんど子供がいないことに気が付いていたが、我々を取り囲んだ群衆の中には6、7人の子供がいた。
彼らはとても魅力的で、子供にしてはかなり身長が高く、タオは、8、9歳だといった。
<ティアウーバ星>に着て以来、これだけ多くの人々出合ったのは初めてだった。
取り囲んだ人々の輪を見回すと、期待通り美しい顔をしていて、非常に穏やかだったので、私は安心した。
彼らは皆きょうだいのように互いによく似ていたが、それは、我々が黒人や東洋人のグループに出会った時に感じる最初の印象と同じではなかったろうか?
確かに、地球上の人種に見られるのと同じように、顔には各人各種の肉体的特徴が存在していた。
身長は280cmから300cmほどで、体はとても整ったプロポーションをしていて、マッチョでもなければ貧弱なものでもなかった。
腰は一般男性よりも大きく、南院かは子供を産むのだと教えられた。
皆すばらし髪の毛を持っていてほとんどは金髪であるが、ある者は銀色がかった金色や茶色っぽい髪の毛をしていた。
またタオやピアストラと同じように、上唇の上に細かいうぶ毛を生やしていたが、他には体毛はまったくなかった(これは、もちろんその時の観測によるものだが、私は日光浴をしていた人々をかなり近くで見ている)。
皮膚のタイプは、日光に肌をさらさないアラブの女性を思わせるものがあった。
それは確かに、明るい目をした金髪の白人に典型的な青白い皮膚ではなかった。
藤色や青色の目にはあまりにも明るく、目が見えないのでないかと疑いたくなるほどだった。
長い脚と太腿は女性の長距離ランナーを彷彿とさせ、胸も美しい形が整っていた。
最初、私がタオと逢った時、彼女を女性の巨人であるかと考えたのは無理もない。と読者は分ってくださるだろう。
地球上の女性ならば、大いに彼女たちの胸に嫉妬し、男性ならばそれを大いに喜ばしく思うに違いなかった。
タオの顔の美しさについてはすでに触れたが、ここに集まっている人々もタオと同じく”古風な”顔だちで、とてもチャーミングだった。
少しづつ異なる顔立ちは、芸術家によってデザインされたように見えた。
各人は独自の美しさを持っていたが、それ以上に、彼女たちの顔の振る舞い、態度に明らかに認められる特質は、知的なことだった。
微笑むと完璧な白い歯がのぞき、すべてにおいて欠点を見いだすことができなかった。
この肉体的な完全性には特別驚なかった。というのも、各人の意思によってそれぞれの肉体細胞を再生できるということを、すでにタオから聞いていたからである。
女たちの肉体は齢をとらないのだ。
「私たちは彼女の仕事を邪魔していたのではありませんか?」私は側にいたピアストラに尋ねた。
「いいえ、そんなlことはありません。人々の多くは休暇中で、ここは彼女たちが瞑想する場所なのです」
年長者の三人が近づいてきたので、タオと私は誰にでも聞こえる大きな声で、フランス語で話しかけた。おそらく私はこのように言ったはずだ。「私はあなた方に会えて、また、あなた方の素晴らしい惑星を来訪できて非常に光栄です。あなた方はとても幸せな人々で、私もまたあなた方の中で暮らしたいと思っています。」
このスピーチは、彼女たちのほとんどにとって初めて耳にする言葉で行われたうえに内容がうまかったのか、かなりの歓声が沸いた。
ピアストラが三人の年長者についていくように合図したので、我々はドコの一つに入っていった。
我々7人が快適に椅子に腰掛けると、タオが口を開き「ミッシェル、あなたにラティオヌシを紹介します」と言いながら3人の中の一人に手を伸ばしたので、私はお辞儀をした。
「ラティオヌシは1万4000年前、地球のムー大陸の最後の王でした。

伝説のムー大陸は実在した。

「何ですって?」
「あなたは今、地球の多くの人々と同様に、それを信じたがらないのです」
私は困惑しているように見えたに違いない。というのも、タオもピアストラも大声で笑い出したのだ。
「そのような目で見ないで下さい。ミッシェル。ただ少しあなたを驚かせようとしただけです。さあ、ラティオヌシの前で、地球の多くの専門家が貴重な時間を割いて秘密を探ろうとしてきた謎の一つを説明してあげましょう。いえ、一つだけでなく彼らが抱えていた謎のいくつかを解いてあげましょう」
椅子は円状に並べられ、タオはラティオヌシの隣に座り私は二人の正面に腰掛けた。

「ティアウーバ星までの道中で説明したように、135万年前、バカラティーニ星人が地球に到着しました。
3万年後、恐ろしい大異変が起こり、島ばかりか大陸が出現しました。
すでに話しましたたが、太平洋の真ん中に巨大な大陸が現れたのです。
大陸は<ラマー>と呼ばれましたが、あなた方には<ムー大陸>としてよく知られています。
それは一つの塊として現れましたが、2,000年後、地震によって分断され3つの大陸となりました。
何年かして、赤道付近の広い地域に緑が育ち始めました。
芝が育ち森が出来て、次第に狭い地峡を通して北アメリカからムー大陸に動物たちが渡っていきました。
大異変の悲惨な結果に迅速に対処できた黄色人種たちは、最初に船を建造して大航海に出ました。
約30万年前、彼らはムー大陸の北西の海岸に上陸しそこに小さなコロニーを作りました。
話すと長くし、今は関係ないことなので省略しますが、ムー大陸にたどり着いた人々は故郷を捨てた身で、かつさまざまな困難に出合ったため、そこにコロニーは数世紀を経てもほとんど発展しなかったのです。

地球地間で約25万年前、私たちがここへ来る途中でサンプルの採取に立ち寄った惑星(アレモX3)の住人が、探索のため、あなた方の太陽系を貫いて銀河間航海に乗り出しました。
彼らは土星、木星、火星、水星を通り地球の「現在の」中国に到着しました。
彼ら宇宙飛行士は中国の人々にかなりのパニックを与え、空から降りて来た<火を吐く龍(ひをはくドラゴン)>として伝説に残ったのです。
中国人は恐れと不信を抱きアレモ人を攻撃したので、彼らは自衛のために仕方なく武器を使用しましたが、彼らは科学的に進歩していたばかりか、殺人を嫌うほど精神的にも高度に進歩していたので、このことに悩みました。
そこで、彼らは移動を開始し、地球の他の地域を探索することにしました。二つの理由で、ムー大陸は彼らにとって魅力的土地に見えました。
一つは適度な緯度にあったことで、まさにパラダイスだったのです。

月面基地を建設

彼らは中国人の攻撃を受けて以来、特に慎重になり、敵意ある地球人に出くわした場合に備え、退却時に利用する基地を建設すべきだと考えました。
もともと彼らの目的は、不幸にも過剰と人口を抑制するために700万人もの人々を惑星アレモX3から地球へ移住させるさせることにありましたが、この決定はあまりにも深刻なものだったので、かなりリスクを負うことになりました。
そこでその基地は、地球ではなく地球から最も近くて安全な月に建設することに決定したのです。
月面基地の建設には50年を要し、完成を待たずして彼らはムー大陸への移住を開始しました。

惑星アレモX3から約700万人がムー大陸に移住開始

すべてはうまくいきました。
数十年後には、ムー大陸の北西にあった小さな中国人のコロニーは完全に破壊され、その結果、彼らはムー大陸のすべてを自分たちのものとしました。
直ちに、街や運河そして膨大な敷石で舗装された道路が造られました。
彼らが常に用いられる輸送手段は、私たちのラティヴォクのような(空飛ぶ戦車)でした。
彼らは自分たちの惑星から犬や豚、また惑星アレモX3で非常に可愛がられていたアルマジロのような動物を輸入したました」
輸入されたすべての動物について聞きながら私は、我々がアレモX3び立ち寄った際に、豚や犬を見つけていかに驚いたかを思い出しました。
そして、突然すべてのことがはっきり理解できるようになった。
「彼らの身長は男性が平均180cm、女性が平均160cmでした。
髪の毛と目は美しい黒色で、皮膚は軽く日焼けしていました。
惑星アレモX3に立ち寄った時、あなたはその何人かを見たわけですが、すでに彼らがポリネシア系の人々の祖先であることが推測できたでしょう?
彼らは七つの聖都を含めた十九の都市をはじめ、村落を大陸中に建設しました。
彼らの多くは農牧業に関して高度に訓練されてうたので、小さな村が無数に存在しました。

惑星アレモX3における政治体制をムー大陸でも実施

政治体制はアレモX3におけるものをモデルとしました。
はるか昔から彼らは、国を適切に統治する唯一の方法は、政府の長としてどこの党ににも所属せず、国に対して何ができるか誠実にに考えていくことができる7人の代表者を置くこと以外にないことをすでに知っていました。
代表者の中の7番目の者は評議会において2票分にあたる投票権を持つ最高判事でした。
もし、4人が彼に対して2人が賛成した特別な場合は、彼らは暗礁に乗り上げることになり、少なくとも7人のうち1人が説得されて票を撤回するまで、何日でも議論が行われました。
この議論は、知識、愛そして人々に対する気づかいを基本として行われました。
彼らは国を導きましたが、物質的な利益はいっさい受取りませんでした。
国を統治することは彼らの天職であり、彼らは自らの国に対する愛からそれに従事したのです。
これが指導者間に日和見(ひよりみ)主義を生まないことに寄与しました。
「現在の我々の国の指導者たちとだいぶ違いますね。どのような方法で彼らは選ばれたのですか?」
「まず村や区から清廉潔白な人物が投票で選ばれます。
過去に悪い行いがある人物や狂信的傾向のある人物は除かれましたから、選ばれた人物はすべての点において完全であることを意味しました。
そしてその人物は、やはり近隣の村人からの代表者たちとともに近くの町に送られ、そこでさらに投票が行われることになります。
例えばもし60の村があれば、彼らが掲げる公約ではなく、完全性を基準に60人が選ばれます。
国中の代表者たちは首都にあつまります。
彼らは6グループに分けられ、それぞれのグループには一つの会議室があてがわれます。
その後10日間、各グループ内で議論を行うばかりでなく食事やショーをともに楽しむ中で、絶えずグループリーダーの決定を試みます。
こうして、もし60人の代表者が10グループに分けられたら、10人のリーダーが生まれます。
同じように、この10人の中から7人が選ばれ、その中から最高指導者が現れ、その人物には”王”の称号が与えられるのです」
「それでは、最高指導者は共和国の王だったんだ」
「前任者が後継者を任命せず死んでしまった時や、後継者が7人の評議会によって承認されなかったときだけ、王はこの方法で選ばれます。
王の称号が与えられるのは、第一に彼が地球において、<大聖霊>の代理人であるからです。
第二には10人中八九、彼が前王の息子か親戚に当たるものだけからです」
「ローマ人のやりかたに似ていますね」
「ええ、そのとおりです。しかし、もしこの王がすこしでも独裁の傾向を見せたら、評議会の仲間によって放り出されてしまいます。

ところで、惑星アレモX3からの移民について話しを戻しましょう。
<サバナサ>と名付けられた彼らの首都は、スヴアッ湾を見渡せる高原にありました。
南西部と南東部にあった2つの高台を除けば、標高300メートルのその高原はムー大陸において最も高い位置にありました。
「すみませんが、質問させてください。あなたは地球の地軸を揺るがした大異変のことを説明した時、月が存在しなかったので月に逃れることが出来なかったと言いました。でも今度は彼ら移民のために避難用基地が月面に建設されたと言うのですか.......」
「黒人達がオーストラリアに住んでいた時には月は存在しませんでした。
約600万年前、地球には2つの小さな月があり、絶えず地球にぶつかりながら周回していました。
ただその当時、地球には誰も住んでいなかったため、恐ろしい大異変が起こっても大した問題ではなかったのです。
約50年万年前、地球より大きな月を”捕獲”しました。
それが現在の月です
それは地球にあまりにも接近して通過しようとしたため、地球の引力に捕らえられたのです。
衛星に関しては、このようなことはしばしば起こることです。
そして、よりいっそうの大異変が次の出来事によって引き起こされました。
「地球に、あまりにも接近して”通過”すると言われたのはどういうことですか?」
確かに衝突する可能性はありましたが、必ずすしもそうなるとは限りません。月はもともと螺旋を描きながら太陽の周りを周回する小惑星のことです。
そして小惑星は大惑星の周りを軌道を描いて周回し始めます。しかし小惑星は依然として螺旋運動を続けるので、遅かれ早かれついには衝突することになるのです
「詩や歌にも讃えられた我々の美しい月が、いつかは我々の頭上に落ちてくるというのですか?」
「ええ、そうです。けれど、あと19万5000年ほどは問題ありません
それを聞いて私は幾分ほっとしたことを覚えている。
タオはさらに続けた。
「月が地球に衝突する時、それは地球の最後となります。
もしその時までに地球の人々が精神的・科学的に充分に進歩していないと、人類滅亡を意味します。
他の惑星へ避難しているでしょう。
すべてはその時にかかっていますが........。

ピラミッド建造のミステリーが解き明かされる。

首都サバナサは海抜30メートル超える高さで平野を見下ろせる高原にありました。
この高原の中央には巨大なピラミッドが建造されました。
使用された各石の重さは50トンを超え、それらは、いわゆる<超音波振動システム>を利用し五分の一の誤差内で正確に切り取られました。
この作業は現在イースター島で見られるホラトン(ムー大陸の南東部に位置していた)の採石場行われましたが、そこは全大陸の中でも特別な石が発見される場所の一つでした。
ほかには大陸の南西部にナトラ採石場がありました。
巨石は彼らにとってなじみのある(反重力テクノロジーによって輸送されたのです(巨石は舗装道路の上20cmを浮遊するプラットホームに載せて運ばれ、道路もピラミッドの建造と同じ原理で敷かれました)
そうした道路は首都サバナサをクモの巣ように取り囲みながら国中に張り巡らされていました。
巨石はサバナサに持ち込まれ、<マスター親方>か計画の主任建築家の指揮に従って据えられ、完成時のピラミッドの高さは440.01メートルで、四辺は正確に羅針盤の四方向を指していました」
「それは王の宮殿か墓のために造られたのですか?」
私がこうした質問をすると、しばしば誰もが同じ笑みを浮かべた。
「そうではありません、ミッシェル。そのピラミッドはもっと重要ななもので、それは巨大な道具なのです。
同じことがエジプトのクフ王のピラミッドにも言えます。もっともこれはムー大陸のそれに比べてはるかに小さいのですが
「道具?説明してください。あなたの話しにはついていけません」
私がタオの話しについていけなかったのは事実であるが、これまで多くの人々によってさまざまに調査・研究されてきた最大のミステリーの一つが明らかにされようとしていた。

「あなたには理解できるでしょう?」
タオは再び話を始めた。
「彼らは高度に進歩した人々でした。
彼らは宇宙の法則を深く理解していて、地球上のエネルギーばかりか、宇宙線、宇宙の力および宇宙エネルギーの<捕獲機>としてピラミッドを使用したのです。
ピラミッドの内部には、他の惑星や宇宙の別の世界との接触のための強力なコミニュケ−ション・センターとして、王や偉大な<秘儀伝授者イニシエート>たちの利用する部屋が、正確なプランに基づいて配置されていました。
地球外の人々とそうしたコミュニケーションは、もはや地球の人々にはできませんが、当時のムーの人々は自然の力と宇宙の力を利用することによって、他の存在を絶えずコミュニケーションをとることができ、並行宇宙でさえ探索することができたのです。
「それがピラミッドが建設された唯一の理由ですか?」
いいえ、それだけではありません。二つ目の目的は、雨を降らすことです。銀を主成分とする当別な合金で造られたプレート・システムによって2、3日のうつに国土の上に雲を造り必要なだけ雨を降らすことができました。
このようにして、事実上彼らは大陸全体をパラダイスを造り上げることができました。
川や泉は決して干し上がることはなく、川はもともと平であるいくつもの草原をゆるやかに流れていました。
果樹は標高に応じてオレンジ、マンダリン、リンゴなど実をたわわにつけました。
もう地球にはそんざいしないエキゾチックなフルーツも豊富に収穫されました。
<ライコティ>と呼ばれたフルーツは脳の活動を刺激する効果を持ち、それを食べたものは誰でも、彼らの能力を超えた難題も解くことができました。
この効果は麻薬でによるものではなかったにもかかわらず、そのフルーツは賢人たちによって非難されました。
それで、ライコティは王の庭園の中でのみ植えられることになりました。
(筆者はこの本を書きながら、聖書でアダムがリンゴを食べぬよう忠告された話との類似性を強く印象づけられた)。
しかし、そこは人間のすること、そのフルーツは大陸のさまざまな場所で秘密に栽培されました。
これを手にしたものは、直接ムーの王に刃向かったかでで厳しく罰せられました。

王の大聖霊の代理人だったので、宗教や政治の問題においては、人々は彼に絶対的服従すべき存在でした。
しかし、そうだからといって、王の崇拝されるべき存在ではありません。
彼はただ他の人々の代表だったのです。
人々は、神であり、聖霊であり、唯一の存在である<タロア>を信じていました。
タロアは万物の創造主であり、もちろん人々は生まれ変わり信じていました。

ミッシェル、私たちが今、関心があるのは、太古の地球で起こった大事件のことで、それはあなたが地球の仲間たち目覚めさせるのに役立つでしょう。
だから私は、かっての地球上で最も理想的に組織されていた文明の故郷でであるこの大陸そのものについては、あまり詳しく触れるつもりはありません、
ただ、5万年後にムーの人口は800万人に及んだことは知っておかねばならないでしょう。

アトランティス大陸

探査と調査のために地球の至る所に遠征隊が送られましたが、これには、いわゆる(空飛ぶ円盤)に似た飛行船が使われました。
地球のほとんどの地域には、黒人種、黄色人種そして白人種が住んでいました。
その中で白人は、最初に専門的な知識を失ってしまったために、原始的な状態に退化してしましまっていました。
これらの白人たちは、実際には、バカラテー二星人が到着した時期とムー大陸への入植が始まる時期の間に、少人数で地球にやってきました。
彼らは<アトランティス>としられている大陸に住み着きましたが、精神的理由に加え、物理的理由で、その文明は完全に崩壊していました。
「物理的理由とはどういうことですか?」
「自然災害のことです。彼らの街々にをはじめあらゆる先進的な施設が破壊されたのです。
また、次の点を強調しなければなりません。地球の探索を目的とした遠征に乗り出す以前、ムー大陸の住人はサバナサのピラミッドを利用して調査を行いました。
調査の結果、入植するためにムー大陸の西、ニューギニアと南アジアの地域に飛行船を送ることが決定されました。
同時に、彼らは南アメリカと中央アメリカにもコロニーを造りました。
最も重要なことは、チチカカ湖からそれほど遠くないない場所、考古学者に<ティアチュアーノ>」と知られている地域に彼らは、のちに巨大な街に発展したコロニーを建設したのです。
当時アンデス山脈は存在せず、山脈は後になって形成されていきました。
ティアチュアーノには巨大な港が造られました。
当時、南北アメリカはまったく平坦な土地でした。
そして現在のブラジルに存在した内海と太平洋をつなぐために運河が掘られました。
その内海には大西洋への出口があったので、太平洋と大西洋との往来が可能となり、それでムーの人々はアトランティス大陸へ入植するために.......」
「しかし、彼らには飛行船があると言ったじゃないですか?どうしてそれを使わなかったのですか?運河を貫いたということは、彼らは船を使ったことになりますよ」
「彼らは飛行船をあなたがたの飛行機のように使いましたが、重い積み荷たいせては反重力テクノロジーを、まさにあなた方の使うのと同じように使用したのです。
こうしてムーの人々は、アトランティス大陸へ入植しました。
その時、アトランティスにいた多くの白人たちは、ムーからやって来た新しい政府と宗教を受け入れず、北ヨーロッパに移住することにしました。
これらの白人たちは蒸気と風力を利用した船で出発しました。
いわゆる”有史以前”の時期に蒸気力を発明していたのです。
また、当時イギリスは島ではなく北ヨーロッパにつながっていて、アフリカも南ヨーロッパにつながっていたので、ジブラルタル海峡は存在しませんでした。
多くのアトランティスの白人たちは北アフリカに移住して、そこで黒人と黄色人種の混血とさらに交わりました。
異種交配はさまざまな新しい人種を北アフリカに生み出しました。
何千年もかけた混血の結果、ベルベル人トゥアレグ族などが生まれたのです。
私たちはその時期にたびたび地球を訪れました。
適当な時期を判断しムーの王に会いに出掛け、彼の要請や彼が与えた情報に従って新しいコロニーも訪問しました。
例えば、ムーの人々は往々ににしてインドやニューギニアで、すでに存在していた文明と同化することに困難を感じていました。
形は違いますが、私たちは、あなたをティアウーバ星に連れてきたのとまったく同じような宇宙船で、公然と彼らの面前に現れました。
私たちは体は常に大きく美しい光を放っていたので、それほど進化していず、人食いさえしていた彼らの目に、私たちは神と映りました。
私たちの使命によれば、彼らに友好的な神であると印象づけることが重要でした。
それによって、彼らの信念や宗教を守るために引き起こされる戦争を回避することができたのです。

その時期、私たちは頻繁に地球を訪問しました。
そのため、地球には、天国からやってきた(火の戦車)や(巨人)などに関する伝説が数多く存在しているのです。
私たちはムーの住人とは親友でした。
また当時、私たちの<アストラル体>は現在私が”着ている”肉体とまったく同じである肉体の中に存在していました。
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芸術家や彫刻家たちは私たちにたいへんな好意を示してくれました。
彼らはムーの王と相談して、王の合意のもとに私たちを永遠に記念するための作品に取りかかったのです。
ホラトンにある巨大な彫像はそうした作品の名残です。
それらは当時の文明においては、大きさといい形といい”様式化された”究極の大芸術でした。
これが私の彫像が彫られた経緯です。
作品は完成し、サバナサを基点に大陸全土に運行していた巨大なプラットホームの一つに載せられて輸送する準備が整いました。
当時の親方が王の庭園やピラミッドへの道に沿ってそれらを立てていきました。
ただ運悪く、私を模した彫像が、他の彫像とともにまさに輸送されようとした時、大異変が起きて、ムー大陸は破壊されてしまったのです。
しかしホラトンは部分的に残りました。
”部分的に”と言ったのは、採石場は今日の残っている跡よりも10倍も広かったことを理解してもらうためです。
大異変に巻き込まれなかった部分が、私の彫像が立っている場所でした。
私の様式化された彫像はこのようにしてイースター島に保存されています。
あなたが夢の中でみた私をイースター島の彫像と思ったと話し、私がそれを確認した時、あなたが私が比喩的に言っているのだと思ったでしょう。
しかしそれは半分だけ正しかったのです。
いいですか、ミッシェル、ある種の夢は、とりわけあなたの見た夢ははっきりと<ラコティナ>の影響を受けているのです。
地球にこれに相当する言葉はありません。あなたはその現象を理解する必要はありませんが、ラコティナの影響を受けてみる夢は”真実”の夢なのです」
タオはそこで説明を終え、いいつもの微笑みでこう付け加えた。
「もしすべてのことを思い出すのが大変だったら、そのうちあなたを助けてあげましょう」
そう言って彼女は立ち上がり、我々もまたそれにならった。