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超巨大宇宙文明の真相

第8章 心霊天球の深求

我々はラティオヌシに従って<ドコ>の中の一角、外界から音が遮断され、完全にリラックスできる安楽室へ向かった。
ここでラトリと二人の”年長者”は立ち去り、ラティオヌシ、タオ、ピアストラ、それに私の四人が残った。
タオの説明によれば、私の<サイキックパワー>は充分に開発、洗練されていない。そのためこれから行われる、重要で大変珍しい体験に備えて秘薬(エレクシール)を飲む必要があると言う。
それは1万4000年前、ムー大陸が消えたときの<サイコスフィア>を探求するためだった。
私が理解していたサイコスフィアとは次のようなことだ。

各惑星のの周りはその創造以来、光速の7倍で回転するある種のサイコスフィアまたはバイブレーションの繭(まゆ)で取り囲まれている。
この繭は、いわば惑星上のすべての出来事を完全に吸収する吸取器のように作用する。
地球上の我々には中身にアクセスすることは不可能で、その中の”ストーリーを読む術(すべ)はない。
アメリカで<タイムマシーン>を作るために研究者、技術者たちが雇われたが、現在にまで、彼らの努力が報われていないのはよく知られている。
タオによると、問題は波長よりもむしろ繭のバイブレーションに合わせることにあるという。
宇宙の不可欠な部分をなしている人間には<アストラル体>があるのでそれが可能である。
もし適切な訓練がおこなわれれば、求める知識をサイコスフィア内部から引き出すことができる。
もちろん、これにはかなりの訓練が要求される。
「ミッシェル、これはあなたにもサイコスフィアへのアクセスを可能とする薬です」

我々四人は特別なベットの上で気持を楽にした。
タオ、ピアストラ、ラティオヌシが作る三角形の中心に寝かされた私は、液体の入ったグラスを渡され、それを飲んだ。
そしてラティオヌシが人差し指を私の松果体にのせている間、ピアストラとタオも軽く指を私の手とみぞおちにのせた。
彼らは私に何が起ころうとも決して恐れる必要はなく、完全にリラックスしているように言った。
我々はこれからアストラル体で旅するが、その間、私は彼らの指導の下にあり、まったく安全であると教えられた。
タオは穏やかにゆっくりと話しかけ、それにつれて、私の恐れも減っていった。
とはいうものの正直に言うと、最初は非常に恐ろしかった。
目を閉じているにもかかわらず、突然、揺らめいて輝くスペクタルな色に目がくらんだ。
周りには三人の仲間がいるのが見えた。
彼ら色を帯び発光しながら、半透明になっていた。
村がゆっくりと我々の下でぼやけて見えた。

私は、四本の銀のコードが我々の肉体を結びつけ、それが大きな山形を作っているという奇妙な感覚を持った。
突然、目もくらむような白金色の光が私の視界を横切り、その後しばらく、何を見ることも感じることもできなくなった。
銀色の太陽に似た球体が宙に現れ、ものすごい速度で近づいてきた。
我々は、いや私はと言うべきだが、その瞬間、もはや仲間たちの存在が認識できなくなっていた。
銀色の大気を通り抜けたとき、私を取り巻いていたのは霧に過ぎなかったのを知った。
どれだけの時間がたったのか分らなかったが、いきなり霧が晴れ天井の低い四角い部屋が見えてくると、その中で二人の人物が脚を組んで美しい色のクッションにもたれているのが分った。
部屋の壁は精緻(せいち)に彫刻された石のブロックでできていた。
それには現代文明の光景に加え、透明に見えるブドウの房や見たことのないフルーツそれに何頭かは人間の頭をした動物たちなどが彫られている。
三人の仲間と私は、ガス状の塊となって”単位ユニット”を作っていたが、お互い見分けることができた。
「我々はサバナサ・ピラミッドの中央広間にいます。」ラティシオヌシが言った。
信じがたいことに、ラティしオヌシは口を開かず、フランス語で私に話しかけてきたのだ!
説明が続いた。「これが本当のテレパシーですよ、ミッシェル。質問しないで。すべては自然が明らかになり、あなたは知らなければならないことを学ぶことになるのです」
(私には自分の体験を本書の中で報告するという使命がある以上、その時の私の状態をできるだけわかりやすく説明しなければならない。わたしのアストラル体はサイコスフィアの中に入っていった。
ここでは”見た””聞いた””感じた”という表現は適切ではなく、我々が通常経験するのとはかなり違った方法で”自然発生的に”ある感覚が生まれるのだ。
それはアストラル体で旅する時に経験するものとも異なっていた。

つづく............。