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【感動名言】一瞬で人生が変わる名言集(4)

◎ 学を絶てば憂いなし。
私たちは幼い頃から、勉強すること、すなわち“学ぶ”ことの大切さを教え込まれて成長してきましたよね。
イヤイヤながら勉強を強いられた記憶もあるかもしれませんが、同時に、学ぶことの楽しさを実感する機会も少なくなかったハズ。
Aという現象一つとってみても、昨日までは「なぜそんなことが起こるのか?」見当すらつかなかったのが
今日一つの公式を学んだことで、霧が晴れるように理解できるようになった。
…そんな体験をしたことはないでしょうか?
しかし、逆に、物事を知り過ぎたが故に、かえって悩みが深くなってしまったということも…。
老子によれば、学ぶことは思い煩う種を増やしているとも考えられるのだとか。
学びによって知恵や知識を身に付けたが故の苦悩もあるというのです。
非常に逆説的なこの言葉。
「学ぶことをやめてしまえば、思い煩うこともなくなるよ」
…という、老子ならではのちょっとした“皮肉”ですよね。
確かに、学ぶことで苦しみが深くなることはあります。
例えば、英語の勉強を例に考えてみましょう。
学び始めた頃は、「わ~い、ちょっと英語が話せるようになったぞ」と学ぶことに楽しみすら覚えるものの、徐々に学が深くなると、
「この単語も知らなかった」「この表現も分からなかった」「まだまだ覚えるべき単語がこんなにある…><;」
…と、自分の知識のなさ、自分の無知さを思い知らされるようになってきます。
潜り始めた頃は、遠くにぼんやりと見えていて「思ったよりも浅いのかなあ」なんて思っていた“底”が、深く潜れば潜るほどに、どうあがいてもなかなか到達できないほどに深いものであることが分かってきます。
つまり、学が深くなればなるほど、研究を突き詰めれば突き詰めるほどにその学問の“底”がますます見えなくなってくるんですよね。
この感覚が、老子が言うところの“憂い”。
知識や知恵を身につけてかえって苦しくなるくらいなら、いっそ学ぶことをやめてしまったらどうだろうか?
…と提案しているわけです。
無知を自覚せよ
人に憂いが生ずるのは、学ぶからだ。
だったら、学ばない生き方も一つの選択肢じゃないか。…と説いた老子はまた、次のような言葉も残しています。
「知不知上、不知知病」
(知りて知らずとするは上なり、知らずして知るとするは病なり)
知っていても知らないとするのが最上で、知らないのに知ったかぶりをするのは欠点である…という意味のこの言葉。
何かを学んで知っていても、その知識をひけらかすのでは本当に「知っている」とは言えない。
大事なのは、「知っていることと知っていると認め、知らないことを知らないと認めること」
これこそが、本当に“知る”ということなのだと老子は言っています。
要するに、ざっくりと訳せば「知ったかぶりをするなよ」という教えなのですが…。
私たちは、「周りに評価されたい」「スゴイって言われたい」「称賛されたい」という気持ちが強いが故に、知ったフリをしてしまうことはよくあること。
また、自分では「知っているつもり」になっていたのに
イザという時にその知識が全く役に立たずに困ってしまうということもありますよね。
いずれにしても、老子は、学んで知識を身につけるよりも「自分」というものを正確に把握しておけよ、
…と言いたかったのではないでしょうか。

◎ 他人をしるものは賢いが、自分自身を知る者は目ざめた人である。他人に打ち勝つものは強いが、自分自身に打ち勝つ者は偉大である。
他人のことをよく知っている人は、確かに頭は良いかもしれないが、自分自身のことを知っている人のほうが、より明晰である。
他人を知ることより自分を知ることのほうがずっと難しいということ。
また、他人に勝つ人は、確かに力は強いかもしれないが、自分自身に勝つ人のほうが、より勇敢である。
他人に勝つ以上に自分に勝つことのほうがずっと難しく、勇気もいるということ。

◎ 大器は晩成す。
老子といえば、「この人は相当の天邪鬼だったのでは!?」とも思えるような逆説的思考が特徴的。
その最たる例が、第41章にある次のような記述です。
明らかな道は暗く見え、前へ進むべき道は後戻りするように見え、平らな道は凸凹して見える。
潔癖なものは汚れているように見え、純朴なものは色あせて見える。
…この言葉に象徴されるように、
物事の“実際の姿”と“見え方”は異なるもの。
すなわち、見る側の心の持ちようが大きく影響しているということです。
例えば、「この道を進めばゼッタイに間違いない!」
と思えるような明白な道も、自分自身がいろんな障害を作ればかえって前へ進みにくくなってしまいます。
強い意志さえあれば前へ進めるのに、「起伏の多い道なんじゃないだろうか」とひるんでしまうと、途端にスピードダウンしますよね。
道が暗く見えたり起伏があるように見えたりするのは、自分自身が自分の中に障害を作るからなのです。
その障害をのりきることができるかどうかは、結局は自分次第。
それが、逆説的な表現を通じて老子が伝えたかったことではないでしょうか。
そしてその教えは、「大器晩成」で知られる次の言葉につながっていきます。
“器”と“道”
「大器晩成」という言葉、日常会話の中でもよく使われますよね。
通常は、「大物は遅れて頭角を現すものだ」「成功するまで時間がかかる」といった意味で用いられることが多いでしょう。
実はこの言葉、老子の教えから生まれたということをご存知でしたか?
もともとは、「大きな方形には四隅がなく、大きな器は出来上がるのに時間がかかる」という意味で生まれた言葉なのです。
「大方無隅、大器晩成」
これは、「大きな四角形の中にいると、四隅はないように思えるし、それが四角形であることすらわからない。
大きな器は完成するまでに時間がかかるし、それがどんな器になるのかわからない」…という意味。
これを人の人生の“成功”になぞらえて考えられるようになったのはずっと後になってからのこと。
当時、老子としては、
「大器晩成と同じように、“道”もまたハッキリとは形が分からないもの。それでもそれを信じて生きることに意味がある」と教えるために残したメッセージだったようです。
結果を焦ってはいけない!
ともすれば私たちは、焦って目に見える形で“結果”を求めてしまうもの。
努力してもなかなか芽が出ないと、気ばかり急いてしまったり、「もういいや」と投げ出したりしてしまいます。
しかし、老子の言うように、大器は晩成するもの。
大きな器であればあるほど、できあがるまでには時間がかかるのです。
この人生で成し遂げたい“何か”があるのであれば、それが大きなものであればあるほど結果を焦らないことです。
極端なことを言えば、それは、あなたの生があるうちには認められないことなのかもしれません。
あなたの死後、時代を超えてようやく認められるような偉業なのかも…。
そんな“未来”に思いをはせながら、今はとにかく、コツコツと無心に、為せることを為すだけです!

◎ 千里の道も一歩から。
千里の道を行くにも、最初の一歩から始めなければならない。
遠大な旅を始める時には、まずは最初の一歩を踏み出すことが肝心であるという教え。
転じて、困難な事業や偉業を成し遂げる場合にも使う。
「老子」の言葉として紹介している書籍が多いが、老子のほうは正確には「千里の行(こう)も足下(そっか)に始まる」であり、「千里の道も一歩から」はそれに由来する日本のことわざであると考えたほうがよい

◎ 敢て天下の先とならず。
『老子』第六十七章に、「我に三宝あり、持して而して之を保つ。一に曰く慈、二に曰く倹、三に曰く敢えて天下の先とならず。慈なり、故に能く勇。倹なり、故に能く広し。敢えて天下の先とならず、故に能く器の長と成る」という有名な一節があります。
之は、「我には常に心に持して努めている三つの宝がある。
一に慈、二に倹、三に敢えて天下の先にならぬことである。
真の勇とは慈愛の心より生じ、真に広く通ずるは節倹なるが故である。
敢えて天下の先とならずして退を好む、故に万民百官あらゆるものを統べるに足る」ということです。
此の「三宝」の内、三番目の「敢えて天下の先とならず…人に先んじようとしない事」が最も老子らしいと言えるでしょう。
一番目の「慈…慈しみの心」及び二番目の「倹…倹しく暮らす事」は、古来からの一般的な道徳としてあることで、当たり前と言えば当たり前です。
勿論、その道徳の中で何を大事にするかといった優先順位の付け方は老子の一つの考え方でしょうし、之が孔子になれば「仁・義・信」ということになるのだろうと思います。
例えば、『論語』の「憲問第十四の三十六」で孔子が「直きを以て怨みに報い、徳を以て徳に報ゆ」と述べている一方で、『老子』の第六十三章には「怨みに報ゆるに徳を以てす」という言葉があります。
「直き…公正公平」か「徳…恩徳」か何を以って怨みに報いるのかが、孔子と老子とでは全く違っているわけです。

◎ 足りる知れば辱められず、止まるを知ればあやうからず。
名誉と自分の体はどちらが大事だろうか。自分の体と財産はどちらが大切だろうか。
ものを得るのと失うのではどちらがより害があるだろうか。
名誉にこだわれば必ず浪費をせねばならず、財産を蓄えれば必ずそれだけ多くの損失を出す。
名誉や財産にとらわれずに満足する事を知れば屈辱などとは無縁になり、ほどほどを心得ていれば自らを危険にさらす事も無い。
この様にして安らかに暮らす方が良い。

名前 菅野正人(すがの まさと)
仕事 ウエブデザイン
会社 ティアクルーズ
住所 下田市須崎1247-181
電話 0558-36-4880
FAX 0558-36-4878
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経緯 2012.07東京から下田に移住。
趣味 ◇朝と夕の爪木崎までの散歩
   ◇シーカヤックジギング
   ◇写真撮影(仕事用風景画:ビデオ)
   ◇映画鑑賞(邦画:洋画)
   ◇音楽鑑賞(楽曲のみ重視)
   ◇読書:経済:あらゆる分野。
   ◇歴史文化(日本史:世界史:哲学)

imgres.jpg世界経済の真実を解き明かす映画です。